岸田文雄首相は17日夜、太平洋・島サミット出席のために来日した各国首脳らを東京・元赤坂の迎賓館に招き、夕食会を開いた。日本の伝統文化でもてなそうと、金沢市の老舗和菓子店「落雁諸江屋」の職人が和菓子作りを実演。能登半島地震で被災した石川県の復興を支援する狙いもある。
首相は「こよいの料理は石川県の旬の食材をふんだんに使っている。復興の力強い歩み、つち音を感じてほしい」とあいさつした。
同店によると、桜の花などをかたどった和菓子を提供した。復興の様子を冬から春への季節の変化に重ね合わせる趣向という。
夕食会のメニューは、石川県産ブランド牛「能登牛」などを使った和食。会場には、夏祭りの雰囲気を味わってもらうため屋台も設置した。〔共同〕
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