林芳正官房長官は18日の記者会見で、ルーマニアの駐ロシア公使が北方領土を観光で訪れたとのロシアメディア報道について「ルーマニア側に連絡を取りつつ事実関係を確認中だ」と述べた。北方領土は日本固有の領土で、ロシアの管轄権を前提とした北方領土入りは受け入れられないとの立場を踏まえ「適切に対応する」と説明した。  ルーマニアは欧州連合(EU)加盟国で、加盟国の外交官による訪問は異例。報道によると、公使は北方領土入域に必要なロシア当局の許可を得て、国後島と色丹島の2島を非公式に訪れた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。