防衛省の一連の不祥事を受け、自民党と立憲民主党の参院国会対策委員長が18日、国会内で会談し、立憲側は早期の閉会中審査の開催を要求した。
防衛省は12日、「特定秘密」の漏えいや潜水手当の不正受給など一連の不祥事を受け、幹部を含む約220人の大量処分を発表した。
これを受け、参院では自民・石井氏、立憲・斎藤氏の国対委員長会談が開かれた。
国会は閉会中だが、立憲側は、木原防衛相が出席しての外交防衛委員会を、閉会中審査として早期に開催するよう求めた。
これに対し、自民側は持ち帰って検討するとして、両党の協議を続けていくことになった。
会談後、立憲の斎藤氏は記者団に対し、「大臣がさまざまな事案に、知っていたにもかかわらず必要な対応をしなかったということであれば、責任を問われて当然だ」と強調。
さらに自民側に対し、「その任にあらずということが明らかになれば、辞任も含めて考えていくべきだ」と伝えたことを明らかにした。
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