高市経済安全保障相は19日の記者会見で、防衛省・自衛隊の内部で特定秘密が漏えいした問題について問われ「我が国の情報保全体制に対する国民の皆様や諸外国の信頼を大きく損なう深刻な事態だと考えている」と述べ、「防衛省・自衛隊には猛省を求めたい」と強調した。

高市氏はさらに、「総理から防衛省に対し、再発防止対策は、私や内閣情報調査室と相談しながら実施するように指示がなされていると聞いている。しっかりこれをフォローしながら対応していきたい」と述べた。

防衛省・自衛隊はこれまでに特定秘密の漏えいや潜水手当の不正受給など一連の不祥事を受け、幹部を含む約220人の大量処分を発表している。

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