防衛省の一連の不祥事を受け、自民党と立憲民主党の国対委員長が19日会談し、7月下旬にも衆院安全保障委員会の閉会中審査を行うことで合意した。
会談後、立憲民主党の安住国対委員長は記者団に対し、防衛省の一連の不祥事について「長年自衛隊が培ってきた信頼を一瞬のうちに失う可能性が高い深刻な事態だ」と批判し、「単に個人が悪いことをしたのではなく、組織として構造的な問題を抱えているのではないか」と指摘した。
また木原防衛相の責任について安住氏は「首を代えたらそれで気が済むみたいな話にしてはならないほど深刻だ」とした上で「責任ということであれば岸田首相の責任だ」と述べた。
一方、参議院でも防衛省の一連の不祥事をうけ、8月1日、2日を目途に外交防衛委員会の閉会中審査を行うことで与野党が合意した。
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