大石知事の後援会の収支報告書をめぐる問題で、県議会は「全員協議会」を開催し、知事に記載内容を訂正するに至った経緯などについて質すことを決めました。
県議会の各派代表者会議は19日午前11時から開かれ、大石知事の後援会の収支報告書をめぐる問題について意見を交わしました。
大石知事は6月、県議会の一般質問で、自身の後援会が現職の県議側から286万円を借り入れたのは政治倫理上の問題があると指摘され、「6月中に借り入れから寄付に訂正する」と答弁しました。
しかし後援会の口座から自身の許可なく多額の出金がされていたとして対応を「保留」。
弁護士と相談した結果、収支報告書の記載を「借り入れ金」から「寄付」に訂正すると17日に改めて説明しましたが、期日や理由については言及しませんでした。
改革21 山田朋子 県議
「貸付金から寄付金に変更するというくだりの明確な理由ですね」「知事にはしっかりと説明責任を果たしていただきたいと思っています」
会議の結果、近く「全員協議会」を開催することを決めました。
各会派の代表が大石知事に収支報告書を訂正するに至った経緯などを質すことにしています。
一方、大石知事は19日の定例会見で、収支報告書の問題の詳細について、いつになったら説明できるのかと問われ、次のように述べました。
大石賢吾 知事
「当局による捜査が終了した際には、直ちに一連のことについてはお話させていただきたいと思います」
全員協議会の場で大石知事から十分な説明が聞けるのかは依然、不透明です。
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