立憲民主党が次期衆院選愛媛1、3区に公認候補として擁立する2新人が19日、松山市で記者会見した。党愛媛県連代表の白石洋一衆院議員は「立憲は政権交代を目指し、国民の期待も高まっている。岸田自公政権に代わる受け皿として、各選挙区に候補者を擁立しなければならない。時間はかかったが前に進んだ」と語った。
愛媛1区は元高知新聞社員の香曽我部慶教(こうそがべよしみち)氏(47)。「若者の非正規雇用問題に取り組み、年金受給者の生活の質向上を図りたい」と訴えた。香曽我部氏は高知市出身で高知大卒。卒業後は5月まで高知新聞に勤務した元記者。
愛媛3区は医師の越智清純氏(42)。「へき地や島しょ部の医療改革、オンライン診療普及に尽力したい」などと語った。越智氏は今治市出身で東大大学院修了、2023年から24年6月までハーバード大で研究員として勤務していた。
愛媛1区は国民民主党新人の石井智恵氏(56)と共産党新人の片岡朗氏(64)が出馬表明し、自民党現職の塩崎彰久氏(47)も立候補を予定している。
愛媛3区は共産党新人の西井直人氏(66)が出馬表明し、自民現職の長谷川淳二氏(55)も立候補を予定している。【鶴見泰寿】
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