林芳正官房長官は22日の記者会見で、複数の英メディアが日本と英国、イタリアの3カ国が進める次期戦闘機の開発が英政権交代で見直しの対象になると報じたことについて言及した。「共同開発の重要性は何ら変わることがない」との認識を示した。
英国は5日にスターマー政権が発足した。防衛政策全体の見直しに着手しており、開発費への懸念が政府内で浮上しているという。岸田文雄首相は11日に米ワシントンでスターマー首相と会談し開発の重要性で一致していた。
林氏は「日英伊3カ国で緊密に連携しながら共同開発を着実に推進していきたい」と強調した。
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