日本時間の22日夕方に開幕するNPT=核拡散防止条約再検討会議の準備委員会にあわせて、長崎の学生たちがスイスを訪れています。

出発を前に、大学生と大学院生で構成する「ナガサキ・ユース代表団」の第12期生の5人は、長崎大学の永安学長に抱負を語りました。

長崎大学大学院 河邊桜さん
「平和や核のことについて考える機会が増えたし、考えたことや学んだことをジュネーブで発信したい」

メンバーはNPT再検討会議の準備委員会が開かれるスイスを訪れ、会議を傍聴したり原爆資料館から借りた写真などを展示して、原爆の悲惨さを訴える対話イベントを開きます。

被爆3世で2023年も派遣された平林千奈満さんは、核兵器のない世界を作るために現地の人と対話を重ねたいと意気込みました。

平林千奈満さん
「核兵器というものはどういった脅威があるのか、私たちが平和な世界で暮らすのにそういったものが必要なのか考えていきたい」

ユース代表団8月9日に現地での活動について報告する予定です。

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