自民党の茂木敏充幹事長

 自民党の茂木敏充幹事長は22日のBS日テレの番組で、9月に行われる党総裁選への対応について、「私が最初に手を挙げることはありえない。全体の状況を考えてということになるが、私が先頭になって(出馬表明する)ということではない」と述べた。

 茂木氏は「明智光秀は1人で本能寺を急襲をした。これからの状況で、(総裁選に自身が)最初に手を挙げることは絶対にない」「仲間の議員や地元の支援者の期待は感じている。また、この国を変えていかなくちゃいけないと思う。そういった仕事はいずれチャレンジはしてみたい」とも語った。

 また、バイデン米大統領が大統領選からの撤退を表明したことについて岸田文雄首相の心境を問われ、茂木氏は「岸田総理とバイデン大統領、ケミストリーが合う感じはする。そういったところも含めて、カウンターパートがいなくなるのは寂しいもんだと思う」と語った。【加藤明子】

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