16年ぶりに選挙戦となった、須賀川市長選挙は7月21日に投開票が行われた。投票率は40.66%で過去最低を更新した。新人同士の一騎打ちで、初当選を果たした大寺正晃さん。須賀川に元気を与える街づくりを目指す。
<市の発展 市民の幸せ>
一夜明けた7月22日、当選証書が手渡された大寺正晃新市長は「学校給食費の無償化、そして財政再建、そして私自信が元気のあるトップセールス。その3つ。須賀川の発展、市民の幸せを目指して、一丸となって取り組んで参りたいと思っています」と語った。
<課題:人口減少>
大寺新市長が、市の課題として取り組もうとしているのが人口減少対策。
「まず、歩いている人も減ったりとか、子どもが減っているのを感じる」と話すのは須賀川市の中心部で文具店を営む橋本正義さん。
店では10年前と比べて子どもの教材などの売上が約3割ダウン。その背景にあるのが人口減少で、特に市内の子どもの数は15%ほど減った。
<人を呼び込む政策に期待>
そのような中で、独自に開発した商品が旅行客から人気を集めていることから、橋本さんは外から人を呼び込む政策を望んでいる。「本当にワクワクする街、盛り上がる街になっていって、新しい風で元気がもっと戻ってくるといいですね」と橋本さんは話した。
大寺新市長の任期は8月11日からで、その手腕に期待が集まっている。
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