自見英子沖縄・北方担当相は23日の記者会見で、太平洋戦争中に学童疎開船が米潜水艦の攻撃で沈没した「対馬丸事件」に関し、対馬丸の水中調査を検討する考えを示した。「水中等の調査によって対馬丸の現在の姿の撮影や遺品収集ができれば、(那覇市にある)対馬丸記念館の質を高めることにもつながる。国として必要な支援ができるように調整していきたい」と述べた。政府は沖縄関係予算の2025年度概算要求に必要な経費を計上する方向だ。
対馬丸を巡っては、1997年に鹿児島県沖で船体確認調査が実施されている。【池田直】
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