地元の若年層のUターンや移住を促そうと愛媛県の松野町・鬼北町・愛南町が23日、共同で地元の特産品や情報が届く無料の会員制サイトを立ち上げました。
この会員制サイト「FAVTOWN ehime」は人口減少が深刻な松野町・鬼北町・愛南町の南予の3つの自治体が、大阪のIT企業「シナジーマーケティング」と共同で立ち上げました。
このサイトの対象は進学や就職で地元を離れた20~40代までの地元出身者。会員登録は無料です。会員限定の特典として、地元の特産品や日用品を詰め合わせた「ふるさと便」や同窓会の案内などが定期的に届きます。
松野町の坂本浩町長は、地元出身者がサイトを通じ「町外からふるさとを応援し、町が心の拠りどころになることを目指したい」としていて、Uターンや移住、ふるさと納税などにつなげたい狙いです。
3つの町は今後3年間で、この地域に関わる人々を2200人創出したいとしています。
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