議会内のゴルフ同好会の会費を私的に流用して、業務上横領の疑いで書類送検された鳥取県議会の松田正議員について、鳥取地検が不起訴処分にしたことがわかりました。
鳥取県議会の松田正議員は、議会内のゴルフ同好会の会費から約200万円を私的に流用したとして5月10日、業務上横領の疑いで鳥取地検米子支部に書類送検されていました。
鳥取地検は、松田議員について7月19日に起訴猶予で不起訴処分としたことを明らかにしました。
処分の理由について鳥取地検は、被害金額を全額弁済済みであることや自白して反省していることなどを総合的に考慮し、起訴猶予としたとしています。
松田議員は、文書で「多大なご迷惑をお掛けし、大きな混乱を招いた事を深く反省しますとともに、改めてお詫び申し上げます」とコメントした上で、「残された任期については、取り組んできた県政の課題に真摯に向き合いながら全うできれば」として、辞職しない考えを示しました。
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