JR渋谷駅の南側で25日開業した複合施設「渋谷サクラステージ」は、飲食店などのテナントやIT系を中心とした企業が入り、およそ1万人が働くことになると見込まれています。

午前中、施設内で開かれたオープニングセレモニーには岸田総理大臣も出席してあいさつし「開業によって地域全体の人の往来が加速し、消費の拡大にもつながる。大きく新しい動きが期待されている」と述べました。

そのうえで「今、2000社を超えるスタートアップが渋谷を拠点として活躍し『ビットバレー』と言われる環境が再来しつつある。『渋谷サクラステージ』が、スタートアップ支援の拠点となって、新しいイノベーションを起こす役割を担ってもらうことにも大いに期待したい」と述べました。

JR渋谷駅周辺では今月21日から複合施設により近い場所に「新南改札」が移転するなど、エリアの連結性の向上や、にぎわい創出といった観点から「100年に1度」と言われる再開発が進められています。

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