■「経済的な事情で…」20代語る本音

 日本人が15年連続で減っています。総務省が人口動態調査を発表しました。

 国内に住む日本人の数は大きく減少し、1億2156万人余りとなりました。前の年から86万人以上、減っています。

 86万人。これは秋田県の人口と同じくらいです。

小学生・妹(9)
「(Q.約86万人減少、どう感じる?)悲しいというか…」
小学生・姉(11)
「日本という国自体がなくなってしまうのでは」
小学生・妹
「スーパーとかで働く人がロボットになったりしないかな…」
小学生・姉
「相手の気持ちを読み取るとか、ロボットにはできないからそこが大丈夫かなって…」

 減少の主な要因は、生まれた人の数が亡くなった人の数を大きく下回ったことですが、海外から帰ってくる日本人も出ていく日本人に比べ、1万人以上少なかったそうです。

会社員(30代)
「どこで生きるかを皆が選択できる時代になったのかな。その分、魅力的な日本にしていかないとどんどん(人口が)減ってしまうのかな」

 日本人とフランス人のご夫婦に聞くと…。

日本人の妻(40代)
「私自身も海外にいたことがあった。同じような経験を子どもたちにもさせたい。英語圏内に引っ越したいとは思う」

 一方、フランス人の夫は…。

フランス人の夫(40代)
「(日本は)安全と便利。自然もきれい」
「(Q.妻は将来的には日本から出たいと…?)できれば半分フランス、半分日本が良い。日本は楽しい。大好きです」

 日本に住む外国人は増えています。前の年に比べ、約33万人多くなりました。

介護職(20代)
「経済的な事情で子どもを産まない方も増えていると思うし、日本人だけで人口を増やせなくなっていくなら海外の方が来てくれるのは良いことなんじゃないか」

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