定期便の運休が続いている鳥取県の米子空港と香港を結ぶ航空路線について、鳥取県は10月下旬からの冬ダイヤ以降の定期便化に向けて、香港の航空会社と調整を始めたことを明らかにしました。
平井知事:
米子ー香港便について、冬ダイヤといわれるところでの定期便化について検討するという明確なお話がありました。
鳥取県の平井知事は、25日の定例記者会見でこのように述べ、米子ー香港便の定期便化に向けた調整を香港の航空会社との間で始めたことを明らかにしました。
米子ー香港便は、香港航空が2016年9月から運航していましたが、新型コロナの感染拡大の影響で2020年2月から運休し、2023年12月から24年2月まで季節便として定期運航が再開されました。
定期便化に向けて鳥取県は、香港の航空会社「グレーターベイ航空」との間で受け入れ体制などについて調整を進めていて、8月17日と22日にはチャーター便の運航が決まっています。定期便は、早ければ冬ダイヤに切り替わる10月下旬から週3往復程度の運航を想定しているということです。
一方、米子空港のもうひとつの国際定期便ソウル便についても、県は現在の週3往復から5往復以上への増便を目指し、調整を進めているということです。
平井知事:
インチョン便とあわせて香港との定期航空路が再開されるということになれば、これから大阪・関西万博を2025年に控え大きな弾みになる。
県は25日午後、庁内の連絡会議を開いて受け入れ体制などについて協議。定期便化に向けた準備を加速させることにしています。
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