宜野湾市の松川正則市長が26日、出張先の東京都内のホテルで亡くなりました。突然の訃報に関係者には戸惑いや悲しみが広がっています。
宜野湾市によりますとけさ東京都内のホテルで松川市長が集合時間を過ぎてもロビーに現れず、職員が部屋を確認したところ倒れている松川市長を発見し、駆けつけた医師が死亡を確認したということです。
和田副市長「非常につらい気持ちでございまして職員も落胆に暮れて仕事をしている状況でございます。持病もさほど多くお持ちでは無くて少し血圧が高めかなという状況ではございましたらこのところの激務で少々お疲れの様でした。」
松川市長は普天間基地の跡地利用に関する要請行動で24日上京し、25日は総理官邸で林官房長官と面談して市民の基地負担の軽減を求めていました。
松川市長「(普天間基地の)負担が非常に厳しいということも夜間の騒音代替機の飛来市民に配慮してほしいということも申し上げました。」
宜野湾市議会の呉屋等議長は松川市長が市の職員だった時代から交流がありました。
呉屋等議長「明日から東京に要請に行ってくるからねって話をされたのが最期の言葉。現実をですね…。受け止めきれない…。」
松川正則市長は70歳で、2018年に市長に就任し現在2期目を務めていました。市は26日付けで和田副市長を職務代理者に置いています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。