講演する立憲民主党の小沢一郎氏㊨(27日、横浜市)

立憲民主党の小沢一郎氏は27日、横浜市内で講演し、泉健太代表の執行部では次期衆院選向けた野党の選挙協力が実現できないと述べた。9月投開票の立民代表選で「他党と協力関係ができる体制にして、いつ衆院選があっても政権を取れる政党にしたい」と強調した。

泉氏は2021年に代表に就き、9月に任期が満了する。小沢氏は講演後、記者団に「3年たってできないことは1カ月ではできない」と語った。代表選で支える候補者に関し「誰にしようかというのはこれから入る段階だ」と話した。

小沢氏は7月に代表選を巡って会談した野田佳彦元首相や赤松広隆前衆院副議長と、次期衆院選で政権交代をめざすべきだという認識で一致したとも説明した。

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