ASEAN(東南アジア諸国連合)や中国、韓国などとの外相会合がラオスで開かれ、上川外相は中国を念頭に、力による一方的な現状変更は認められないと訴えました。

東アジア首脳会議参加国の外相との会合で上川外相は、南シナ海で中国がフィリピンに対し、船舶の衝突などの威圧を続けていることに「深刻な懸念」を示しました。

さらに、東シナ海などでの「力による一方的な現状変更の試みは認めない」と訴えました。

上川外相は「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化・維持することの重要性を強調しました」と述べました。

一連の会合後の会見で上川外相は、日中間には懸案もあり、主張すべきは主張したうえで、粘り強く意思疎通を続ける考えを示しました。

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