防衛省は28日、航空自衛隊が保有する防空用の迎撃ミサイル「パトリオット」を米軍に売却する契約を結んだと発表した。契約額は30億円ほど。米軍はロシアの侵略を受けたウクライナへの軍事支援でパトリオットの在庫が不足しており、日本が補う。

日本政府は2023年末に「防衛装備移転三原則」の運用指針を改定し、パトリオットを米国に輸出すると決めた。28日に開いた外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)の会合では、パトリオットの輸出に加えて、日米での共同生産を強化する方針を確認した。

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