国民民主党の玉木雄一郎代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表は30日の記者会見で、公設秘書の給与を国からだまし取った疑いがあるとして、自民党の広瀬めぐみ参院議員の関係先が東京地検特捜部の家宅捜索を受けたことについて「事実であれば議員辞職に値する案件だ」と非難した。

 「政治とカネ」を巡っては、18日にも堀井学衆院議員が、自身の名を記した香典を有権者に対して秘書らに繰り返し持参させていた疑いがあるとして特捜部の捜索を受け、自民を離党している。玉木氏は「短い期間に家宅捜索が自民の現職に入るのはゆゆしき事態」と強調し、「裏金問題で騒がれて厳しい視線が向けられている時に、このようなことがいまだに行われていることは、反省がないということに尽きる」と批判した。【田中裕之】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。