上川陽子外相は18日午後(日本時間19日午前)、訪問先のイタリア南部カプリ島で、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談した。ロシアによるウクライナ侵攻やインド太平洋の情勢に関して意見交換。ウクライナ支援などで引き続き緊密に連携していく方針で一致した。
上川氏は「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分だ」と指摘。ストルテンベルグ氏も「アジアと欧州の安全保障は相互に連関している。日本はNATOにとって重要なパートナーだ」と応じた。両氏はサイバーや宇宙などの分野で協力する重要性を確認した。
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長(左)と握手する上川陽子外相=18日、イタリア・カプリ島(外務省提供)
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