リニア中央新幹線を巡り、岸田総理大臣は東京ー大阪間の全線での開通を2037年に実現するという目標を堅持するよう、JR東海側に求める方針です。

岸田総理大臣
「是非、力を合わせてやっていきましょう」

 岸田総理は三重県亀山市を訪れ、リニア中央新幹線の駅候補地で土壌のボーリング調査の現場を視察しました。

 リニア中央新幹線を巡っては、東京ー名古屋間では3年後の2027年の開業を目指していましたが、静岡県内で工事が遅れたためにJR東海は開業を遅らせると発表しています。

 一方で、沿線自治体ではリニア開業による波及効果への期待から早期開業を求める声もあり、政府は最短で2037年を想定する大阪までの全線での開業に向け、JR東海に対して支援を強化するとともに、目標を堅持するよう求める考えです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。