立憲民主党の枝野前代表が月の代表選挙に立候補する意向を固めました。推薦人集めや選挙対策本部の設置に向けた準備が加速しています。

 枝野前代表は出馬の意向を周辺に伝え、立候補に必要な推薦人20人を集めているほか、党幹部を選挙対策本部長に起用することを検討するなど準備を進めています。

 また、所属する党内グループに影響力のある赤松広隆前衆院副議長や党のベテラン・小沢一郎衆議院議員との面会を重ねることで幅広く支持を集めたい考えです。

 そのうえで、代表選の日程が決まる8月7日以降、正式に出馬表明する見通しです。

 一方、現職の泉代表も立候補に向けた準備を進めています。

 代表を続投して次の衆議院選挙での政権交代を目指すために他の野党との協議を重ねるほか、自身の所属するグループ幹部らとの意見交換を断続的に行っています。

 今のところ新旧代表が対決する見通しですが、党内からは野田元総理大臣を推す声や女性候補の擁立を目指す動きもあり、構図はまだ固まっていません。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。