岸田文雄首相は1日、物価高に対応するため秋に策定を目指す経済対策の第2弾に、地方の中小企業や観光客誘致などの支援策を盛り込むことを検討する考えを示した。「商店街のビジョン作りや、地域の資源を生かした観光客の誘客などの取り組みをしっかりと支援し、地域経済においてエネルギー価格の高騰や物価高を当面乗り越えていかなければならない」と述べた。千葉県佐倉市の商店街を訪れて和菓子店や日本茶販売店などを視察した後、記者団に語った。
首相は同市の幼稚園も視察。「幼児教育センターの設置などを通じた地域の体制作りの支援や、一時預かり保育の充実にも取り組んでいかなければならない」と記者団に語り、幼児教育・保育の質の向上に取り組む考えも示した。【園部仁史】
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