17日、イタリア南部カプリ島でのG7外相会合に出席した上川陽子外相(中央)(ロイター=共同)

上川陽子外相は18日午後(日本時間19日未明)、イタリア南部カプリ島で北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談した。ロシアによるウクライナ侵攻やインド太平洋の情勢について意見交換し、ウクライナ支援で緊密に連携していくと確認した。

上川氏は「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分だ」と伝え、NATOとの協力強化に意欲を表明。ストルテンベルグ氏は、アジアと欧州の安全保障は関連しているとして「日本はNATOの重要なパートナー国だ」と応じた。サイバー、宇宙、女性・平和・安全保障(WPS)といった分野でも具体的な協力を進めることで一致した。(共同)

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