モスクワで記者団に話す鈴木宗男参院議員(7月29日)=共同

鈴木宗男参院議員は4日のフジテレビ番組で、ウクライナ侵略を続けるロシアを自身が7月下旬に訪問したことを踏まえ、議員外交の必要性を強調した。「こんな時だからこそしなければならない。日ロ関係は戦後最悪と言われ、誰かが首の皮をつながないといけない。日本政府で交渉している人はいるのか」と述べた。

国民に渡航中止勧告が出る中での訪問は不適切との認識を示した林芳正官房長官に反論した。「外務省欧州局長もロシアを訪問している。表向きの話だけで発言するのは外交になっていない。ウクライナ戦争をやめさせる気持ちがあるのか」と話した。

早期停戦に向け、日本政府も役割を果たすべきだとの考えを強調した。

〔共同〕

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