防衛省が2日に発表した、昨年11月に鹿児島県屋久島沖で米空軍オスプレイが墜落し全乗員8人が死亡した事故の調査報告に関し、沖縄県の玉城デニー知事は5日、根本的な理由が特定されていないことを踏まえ、「構造的な欠陥を放置したまま、運用上の点検だけでオスプレイ(の飛行)は問題ないとするような内容。県民は納得できない」と改めて批判した。県庁で記者団の取材に応えた。

 米軍は調査報告の公表前からオスプレイの飛行を再開し、県内でも住宅上空を飛んでいる様子が確認されている。玉城知事は「根本的な構造上の欠陥に対応するよう、日本政府はもっと米側に要求しなければならない」と訴えた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。