日経平均株価が先週末に続き、5日も一時2500円以上値下がりしたことについて、林官房長官は「緊張感をもって市場の動向を注視する」と述べました。

林官房長官
「政府としては引き続き緊張感を持って市場の動向を注視するとともに、経済財政運営に万全を期して参りたいと考えております」

 林長官は株価の急落について直接の言及を避け、市場において様々な評価があることは承知していると述べるにとどめました。

 そのうえでデフレからの脱却に向け、物価高に負けない賃上げや投資の呼び込みなど力強い日本経済の実現が重要だと改めて強調しました。

 日経平均は5日、先週末と比べて660円安で始まり、その後、一時2500円以上値下がりしました。

 3万4000円を割り込むのはおよそ7カ月ぶりです。

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