広島に原爆が投下されてから8月6日で79年です。長崎県内からも被爆者が核兵器廃絶を願い黙とうを捧げました。

広島市で行われた平和記念式典は午前8時に始まり、世界109カ国の代表など約5万人が参列しました。

広島市の松井市長は核抑止論の高まりに対し警鐘を鳴らし、核廃絶に踏み出すよう世界に求めました。

平和宣言 松井一實広島市長
「為政者が断固とした決意で対話をするならば、危機的な状況を打破できることを示しています。」

長崎市の爆心地公園では被爆者の川野浩一さんが広島に原爆が投下された午前8時15分に黙とうを捧げました。

被爆者 川野浩一さん(84)
「平和憲法ができたあの時代を思い起こして、そして原点に立ち返ってその原点に立つのは日本だと思う。あの戦争はなんだったのか、そしてこれからどうすべきか訴えていかなければならない」

長崎は3日後の9日に、原爆の日を迎えます。

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