IR開業に向けたギャンブル依存症対策について、大阪府・市が整備を進めるセンターが拠点となり、ワンストップで支援を行うことが決まりました。
【大阪精神医療センター 岩田和彦座長】「今すぐにでもこういった依存症センターはあってもいいくらい」
大阪市の夢洲(ゆめしま)では、2030年にIR=カジノやホテルなどを含む統合型リゾートの開業が予定されていて、大阪府・市は、ギャンブル依存症患者の増加に備えて、「大阪依存症センター」の整備に向けて準備を進めています。
6日の会議では、患者や家族の支援について、ギャンブル依存症に限らないとし、医療的な支援や回復プログラムの提供を、この施設を拠点に「ワンストップ」で行うことが決まりました。
【大阪精神医療センター 岩田和彦座長】「ギャンブル依存を中心にだけではなくて社会的に問題になっているもの、幅広く、裾野を広く対応していくところを目指しながらやっていく」
大阪府・市は今後、人材の確保などを進め、IR開業までのセンター開設を目指すとしています。
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