渡辺秀央氏は、新潟県に生まれ、大学卒業後、中曽根元総理大臣の秘書となり、昭和51年の衆議院選挙で旧新潟3区に自民党から立候補して初当選し、6回当選しました。

この間、中曽根内閣で官房副長官を務めたほか、平成3年に宮沢内閣で郵政大臣として初入閣しました。

その後、落選して自民党を離党し、平成10年の参議院選挙に自由党から立候補して、参議院議員に転身し、改革クラブの代表を務めたほか、新党改革の結成に参加しました。

政界を引退したあとは、ミャンマーとの関係強化に取り組むため「日本ミャンマー協会」を設立して、経済支援を後押ししました。

関係者によりますと、渡辺氏は先月末、千葉県内の病院で亡くなりました。

90歳でした。

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