参院は7日、音声認識による人工知能(AI)を活用し、国会審議のインターネット中継にリアルタイムで字幕を表示すると発表した。聴覚障害者の利便性を高めるのが狙い。8月中旬以降の中継から利用できるようになる。
参院広報課によると、これまで首相の施政方針演説など本会議の議事を対象に手話通訳士の映像を流してきた。今後はAIの活用により、全ての本会議や委員会の映像が字幕で視聴可能となる。また新たに公式X(旧ツイッター)のアカウントを開設し、インターネット中継の配信予定を周知する。
〔時事〕
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