タイの憲法裁判所は、国家の転覆を謀ったとして最大野党「前進党」に解党するよう命じました。
「前進党」は、2023年の総選挙で王室への批判を禁じる不敬罪の改正を公約に掲げて第1党に躍進しましたが、連立政権から排除され、野党となりました。
憲法裁判所は、不敬罪改正の公約を「国家転覆を意図していて違憲」と判断し、7日に解党を命じました。
また、ピター前党首ら幹部の10年間の政治活動を含む公民権停止も命じました。
前進党は解党命令をうけて記者会見を開き、所属議員らが後継政党に移行し、活動を継続すると表明しました。
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