新潟県の「佐渡島の金山」は先月、ユネスコの世界遺産委員会で世界文化遺産として登録されることが決まりました。

これを受けて8日、新潟県の花角知事と佐渡市の渡辺市長らが総理大臣官邸を訪れ、岸田総理大臣と面会しました。

この中で、花角知事は「県民の悲願だったが、岸田総理大臣の力強いリーダーシップで実現につながった」と述べ、政府側の協力に謝意を示しました。

これに対し、岸田総理大臣は、祝意を伝えたうえで、「日本の宝が世界の宝になったので、世界の多くの方々にすばらしい価値に触れてもらう環境をつくっていかなければならない。魅力の発信に向けて、ともに力を合わせていきたい」と述べ、政府として、魅力の発信に協力していく考えを示しました。

これに先立って、花角知事らは、外務省で上川外務大臣と面会し、上川大臣は、地元の関係者の尽力に敬意を表したうえで、「世界から多くの人が訪れ、世界遺産の価値が一層理解されていくことを期待する」と述べました。

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