月刊誌「文藝春秋」に提言を発表したのは、いずれも当選4回の、福田達夫元総務会長、小倉前こども政策担当大臣、それに大野敬太郎衆議院議員の3人です。

この中では、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について「責任をとるべき者が責任をとろうとする姿勢に欠け、われわれも『党の歯車』だった」としたうえで
◇不祥事が起きた際の党の調査権限の明確化や
◇十分な説明責任を果たせる体制の構築が必要だとしています。

また「現役世代が身近に感じられる若き政治リーダーが、これまで以上に求められる」と指摘し
◇若手の登用や
◇比例代表の「定年制」の厳格な適用
それに
◇党の政務調査会に「未来の内閣」を設置して長期的な課題の議論を行うことなどを提言しています。

来月の総裁選挙では、若手の立候補に期待する声も出ていて、今後、動きが活発になる見通しです。

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