自民 石破元幹事長ら台湾訪問 頼清徳総統らと会談へ

自民党の石破・元幹事長や、中谷元防衛大臣、それに教育無償化を実現する会の前原代表ら、安全保障問題に取り組む超党派の議員グループのメンバーは、12日から3日間の日程で台湾を訪問します。

今回の訪問では、5月に就任した頼清徳総統や、顧立雄国防部長らと会談する予定で、中国が覇権主義的な動きを強め、東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中、いわゆる「台湾有事」などをめぐって意見を交わすことにしています。

石破氏は、来月の自民党総裁選挙への立候補に意欲をにじませています。

石破氏は訪問を前に「北東アジアの安全保障環境には多くの複雑で重要な問題があるので、台湾と問題意識を共有しておかなければ、これから先の安全保障を語ることにはならない」と述べました。