沖縄国際大学に米軍の大型ヘリが墜落した事故から2024年8月23日で20年となるのを前に市民らがシンポジウムを開き、当時を振り返りました。

8月22日に開かれたシンポジウムでは、市民や宜野湾市の元職員らが当時の体験を語り、改めて事故の重大性を再確認しました。スマートフォンアドバイザーのモバイルプリンスさんは当時、高校三年生で入学願書を受け取りに行った際に墜落事故に遭遇しました。

▽スマートフォンアドバイザー モバイルプリンス:
「最初はヘリコプターが落ちたとわからなくて、何が起きているか全然わからなくて。私は爆弾が落ちたと思いました。すごい衝撃と音だったので。もう意味がわからなくて」

宜野湾市長を務めていた伊波洋一参議院議員は「普天間基地の危険性がいまだ放置された状況を日本政府が許している」と政府の姿勢を批判しました。

重大な事故から20年が経過したいまもなお変わらない現状の中で、参加者は普天間基地の危険性を再認識し、課題解決への思いを共有しました。

シンポジウム:「沖縄国際大学ヘリ墜落から20年を振り返る」
主催:第三次普天間爆音訴訟団

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