「日本中が寝不足に悩んだが、悩みを吹き飛ばすぐらい、すばらしい元気と勇気を与えてくれた」。岸田文雄首相は13日、パリ五輪でメダルを獲得した日本選手66人と首相官邸で面会し、健闘をたたえた。

 柔道男子66キロ級で2連覇を達成した阿部一二三選手は「家族が背中を押してくれることが、一歩踏み出す勇気になった」と語った。新競技のブレイキンで金メダルを獲得したAMI(湯浅亜実)選手は首相から「即興のダンスに向け、普段からどんなことを意識しているのか」と尋ねられ、「ブレイキンは自己表現だと思う。自分と向き合って練習している」と答えていた。(宮脇稜平)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。