各党は終戦の日に当たり談話を発表した。
▽惨禍繰り返さず
【自民党】党声明 戦争の惨禍を二度と繰り返さないとの決意を貫く。核兵器のない世界の実現に向け、現実的かつ実践的な取り組みを進める。毅然とした外交・安全保障で日本を守り、平和の永続と繁栄に尽力する。
▽紛争、法で解決を
【立憲民主党】泉健太代表談話 あらゆる紛争が武力の行使ではなく、人間の尊厳、法の支配にのっとり、平和的・外交的に解決されるべきだ。立憲主義を守り、国際協調と専守防衛の立場で世界の平和を守る。
▽抑止力確保が責務
【日本維新の会】馬場伸幸代表談話 将来世代を二度と戦争の惨禍に遭わせてはならない。戦争の悲惨さを伝え、他国に侵略、攻撃を思いとどまらせる抑止力の確保が私たちの喫緊かつ重大な責務、使命だ。
▽核禁会議参加を
【公明党】党アピール 国際社会が混迷する中、核軍拡が進んでいる。核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加を政府に粘り強く訴える。対話の機会を通じて「平和を見える化」する外交戦略が重要だ。
▽憲法生かした外交
【共産党】小池晃書記局長談話 自公政権は憲法の平和原則を次々と覆す「戦争国家」への暴走を続けている。危険な暴走に断固として立ち向かう。憲法9条を生かした平和の外交こそ、今求められている。
▽教訓次世代に継承
【国民民主党】玉木雄一郎代表談話 戦争を経験された方々が高齢化する中、教訓と恒久平和の切実な願いを風化させず、次世代へ継承する。豊かな日本を発展させ、引き続き平和国家であるために全力を尽くす。
▽平和主義を堅持
【教育無償化を実現する会】前原誠司代表談話 外交・防衛だけでなく総合的な安全保障政策の推進に取り組むとともに、戦後日本が追求してきた平和主義と専守防衛の理念を堅持し、平和のために全力を尽くす。
▽二度と戦争させぬ
【れいわ新選組】党声明 政治指導者の間違った判断で、先の戦争へ突入し、自国民のみならずアジア太平洋諸国の人々にも甚大なる被害を与えた。二度と戦争をしない、させないために行動していくことを誓う。
▽憲法改悪させず
【社民党】福島瑞穂党首談話 憲法9条の自衛隊明記とは集団的自衛権を行使する、戦争する自衛隊の明記だ。憲法改悪や戦争をさせてはならない。今まさに戦争の準備ではなく、平和外交、平和の構築こそ必要だ。
▽正しい世論喚起を
【参政党】神谷宗幣代表談話 情報操作に惑わされずに正しい世論を喚起することが国際紛争を回避するために重要だ。日本の平和を守り、子や孫たちに豊かで誇りの持てる日本を受け渡すことが私たちの使命だ。〔共同〕
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