岸田首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことについて、アメリカの主要メディアが相次いで報じている。
ニューヨーク・タイムズは14日、「過去そうだったように、日本の首相が回転ドアのごとく次々と入れ替わる状況に戻ってしまうのではないかという国民の懸念が再燃している」としたうえで、「自民党が国民の納得する候補者を選ぶことができるかは不透明だ」と指摘している。
また、CNBCニュースは、「岸田首相の総裁選不出馬は(大統領選撤退を表明した)1カ月前のバイデン大統領の姿を思い起こさせる」と伝え、「自分が選挙の顔としてふさわしくないと気づき、賢明な判断をした」と解説した。
さらに、記事の中で経済アナリストは「続く円安の進行に対して、効果的な対策を取れなかったことなども不出馬の判断に影響を与えたのではないか」との見方を示した。
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