自民党総裁選に岸田総理大臣が立候補しないことを受け、総理の顔がトレードマークのお菓子も販売を終了することになりました。
どら焼きの上で岸田総理が微笑んでいます。
政権発足の１カ月後から販売されてきた「広島ふみきゅん焼き」です。
呉市の老舗和菓子店が広島の食材を使い作り続けてきましたが…
【蜜屋・明神明子さん】
「（不出馬は）本当にびっくりしました。このお菓子に関しては初めからコンセプトというか、内閣総理大臣の間はということだったので、これは止めようとは思っています」
１４日の「不出馬」の表明を受けて来月の総裁選をめどに、販売を終了することにしました。
１４日は広島駅の売り場で完売に。
１５日朝はいつもより５倍ほど増産しました。
【市内からのお客は】
「もうすぐ販売が終わるのを聞いてせっかくなので買わせていただきました」
いつ食べても美味しいですが、売り上げは岸田内閣の支持率と運命共同体でした。
Ｇ７広島サミット以降は伸び悩みましたが、最近は支持率とともに売り上げに回復の兆しが見えていました。
【蜜屋・明神明子さん】
「生産が今は間に合わない感じですね。皆さんせっかくおいしいお菓子なので、これが最後になるのはさみしいとおっしゃっています」
発売からおよそ３年。
こちらは様々な世代の支持を得たようです。
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