南海トラフ地震臨時情報が発表される中で開催された、徳島市の「阿波おどり」について、知事が「課題が散見された」と指摘しました。
11日から15日まで開催された、徳島市の阿波おどりでは、南海トラフ地震臨時情報の発表を受け、急きょ、観覧席に津波の避難誘導マップを掲示するなどの対策が行われました。
しかし、開催中に会場を訪れた徳島県の後藤田知事は16日、観覧席の狭さや避難の動線などに「課題が散見された」と指摘しました。
【徳島県・後藤田正純知事】「避難誘導をする係は誰なんだろうか、訓練されているのだろうかとか。検証をするように指示をしました」
徳島県は9月上旬をめどに、阿波おどり期間中の地震対策などについて、県民にアンケート調査を行う方針です。
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