佐藤首相が沖縄訪問、返還に意欲

1965(昭和40)年 沖縄返還を重点政策に掲げていた佐藤栄作首相(1901~75)が、21日までの3日間、現職の首相としては戦後初めて沖縄を訪問。那覇空港到着時の演説で「沖縄の返還なくして日本の戦後は終わらない」と述べ、意気込みを示した。

佐藤首相は67年に訪米、ジョンソン米大統領と2~3年以内に返還時期を決めると合意。69年11月のニクソン米大統領との共同声明で72年の返還を取り付けた。72年5月15日、沖縄返還協定の発効で27年ぶりに沖縄は日本に復帰した。

関連記事

  • 沖縄基地のもう一つの現実 : 米兵が置き去りにした母子に養育費獲得の道ひらく―元米軍勤務の女性弁護士の30年の戦い
  • 天皇と沖縄:本土復帰50周年の節目に直接の触れ合いを再開
  • 在日米軍基地の70%が沖縄に集中―復帰50年でも変わらぬ負担
  • 写真で振り返る沖縄返還から50年
  • 沖縄返還から50年
  • 沖縄を考える

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。