立憲民主党の代表選挙は来月7日告示、23日投開票の日程で行われます。

野田元総理大臣は、19日午後、千葉市内で、みずからが所属する党の千葉県連の国会議員や地方議員らおよそ40人と面会しました。

議員側は「今こそ政権交代が必要で、総理大臣の経験がある野田氏であれば国民も任せられるイメージがあり、代表に適任だ」などとする立候補の要請文を手渡しました。

これに対し、野田氏は「思いをしっかり受け止めたい。次の衆議院選挙の勝負につながる大事な代表選挙で、政権交代を必死でつかみ取る必要がある。自分に何ができるか熟慮し、考え抜きたい」と述べました。

このあと、野田氏は記者団に対し、19日午前に党内の中堅・若手議員の有志からも立候補の要請を受けたことについて「じわじわと決断を迫られてきている。一般論では告示までに考えればいいが、そういうことをしたら迷惑をかける」と述べ、できるだけ早期に判断する考えを示しました。

立憲民主党の代表選挙をめぐっては、枝野前代表が21日、正式に立候補を表明するほか、現職の泉代表が再選を目指して立候補する意向を固めています。

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