10人を超える「ポスト岸田」候補が取り沙汰される自民党の総裁選挙で、初めて正式に名乗りがあがりました。

小林鷹之前経済安保相は、19日午後2時から記者会見を開きました。

小林鷹之前経済安保相:
来たる自民党総裁選挙に覚悟を持って出馬することを、ここに表明する。脱派閥選挙をこの総裁選で徹底する。旧派閥に対する支援は一切求めない。

支援する議員約20人が見守る中、小林氏は重要視する政策として「経済」「外交安保」「安心と希望に関わる政策」「憲法改正」の4点をあげました。

これに先立ち、小林氏は事務所でFNNの取材に応じました。

小林鷹之前経済安保相:
(Q.いつもオレンジのネクタイ?)力強い、力強い色でありながらも温かい。そういう色でオレンジにしました。

事務所には、モンゴルの要人から贈られたという楽器も。

小林鷹之前経済安保相:
これ私、初ですよ。音出るのかな?(Q.音楽は得意?)そんなに得意じゃないです。

総裁選は11人の名前があがる混戦模様となっています。

上川外相は、19日午前、記者団の取材に対し、議員に電話で支援を願い、「手応えを感じている」と述べ、外交日程があるインドへ向かいました。

一方、斎藤経済産業相は、周囲から寄せられている「真剣な声をしっかり受け止めたい」と述べるにとどめ、関係者によりますと、その後、小泉進次郎元環境相と会談しました。

ともに出馬に意欲を示していて、情勢などの意見交換をしたものとみられます。

その小泉氏ですが、「循環経済」に関する会合に出席するため、首相官邸に入っています。

総裁選の日程について、9月12日告示、27日に投開票を行う方針を固めたことがわかりました。

過去最長の15日間となります。

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