立憲民主党の代表選（9月7日告示、23日投開票）を巡り、野田佳彦元首相（67）は19日、地元・同党千葉県連所属の議員有志から、首相再登板を目指して代表選に出馬するよう要請を受けた。野田氏は「骨太で国民の琴線に触れるメッセージを出し合う代表選にしなければならない。熟慮したい」と応じた。

野田佳彦氏

　要請には、千葉県連所属の国会議員と地方議員計42人が参加。「首相を任せても安心とのイメージを多くの国民が抱いている。次期代表に最も適任」とする要請書を野田氏に手渡した。 　会談後、野田氏は記者団に「熱い思いがひしひしと胸に迫ってきた。決断は迫られてきている」と強調。一方で「出ないなら出ないと早く言わないといけない」とも話した。 　立民代表選には、枝野幸男前代表（60）が立候補を表明し、泉健太代表（50）も再選を目指して準備を進めている。（小川直人） 

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