立憲民主党の野田元総理大臣は、22日までの3日間の日程で台湾を訪れていて、21日午前、台北市で行われた国際フォーラムで講演しました。
この中では「台湾は、自由や民主主義、基本的人権など基本的価値を共有する極めて重要なパートナーだ」と指摘しました。
そのうえで「台湾海峡の平和と安定の重要性は、世界の共通認識になりつつある。今の状況に深刻な懸念があり、力または威圧によるあらゆる一方的な現状変更の試みに断固反対する」と述べました。
また、人的交流の拡大や経済分野の連携を図りながら、日本と台湾の関係強化を目指す考えを示しました。
野田氏は、21日夕方には頼清徳総統と会談することにしています。
一方、野田氏には、来月の党の代表選挙に立候補するよう要請が相次いでいて、立候補するかどうかできるだけ早く判断する考えを示しています。
今回の訪問には、みずからに近い議員が同行していて、現地でも対応を協議しているものとみられます。
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