自民党の小泉進次郎元環境相が総裁選に立候補する意向を固め、党内の動きがさらに活発化しています。

最新情報を国会記者会館から中継で、フジテレビ政治部・伊地知英志記者がお伝えします。

出馬報道から一夜明け、永田町では小泉氏の一挙手一投足に大きな注目が集まっていますが、まだ本人の口からは一切、確定的な話は出ていません。

小泉氏は21日午前中、打ち合わせのため自民党本部を訪れ、その後、議員会館では早速、地方の町長らから総裁選立候補の要請を受けました。

ーー(記者)出馬報道について
小泉進次郎元環境相:

周辺の報道ですから、ひとつひとつお答えは控える。

ーー(記者)期待の声があるが?
小泉進次郎元環境相:

ありがたくいただく。

また、先に立候補表明している小林鷹之氏のあいさつ回りでも小泉氏が話題になるなど、21日、永田町は小泉氏の話題で持ちきりです。

桜田義孝衆院議員:
進次郎さんも出るってね。若手で2人で票が分散しちゃうんじゃないかって心配してるんだけど。

小泉氏の周辺は、「政策も相当細かいところまで詰めている」としたうえで、「すでに立候補に必要な20人の推薦人を大幅に上回る議員の支持がある」と話しています。

――なぜ小泉氏は20人以上集まっているのに、まだ立候補を表明しないのか?
投票日まであと40日近くある中で、知名度が高い小泉氏がすぐ手を上げる必要はないとの考えがあります。

裏を返せば、早く出ることで失言のリスクもあり、小泉氏を支援する議員も「ギリギリの表明のほうがいい」と話していて、今後いつ正式表明するかが焦点です。

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